トーヨーガンチュウ。 [病院]
批難の嵐にあうかもなことを覚悟で告白しますが・・・
私はキセイチュウにとても興味があります。
いや、どちらかと言うと...寄生虫が好き(*´∇`*)♪
種を保存することへの執着といいますか、生態そのものの不可思議さに、
有機物・生命・生物の神秘を感じちゃうのですっ!!
だけれども、いくら好きでも厄介な寄生虫には寄生されたくはナイ。
ましてやその宿主がぽバドになるなんてことは勘弁してほしい。
が、寄生されてしまいマシタ。(´Д`|||) ぽーに。
幸い生死を脅かすような厄介なモノではないけれど。ヤラレタ。
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その正体は、眼に寄生する意外と身近な寄生虫「東洋眼虫」。
ところで。
いつか書くつもりだったのですけれど、ぽーの眼は、
横浜にきてから屋外の何かでアレルギー症状を起こすようになりました。
痒みはないけれど、涙が出たり稀に結膜が赤くなったりと。
そんな状態ではあるのだけれど、
いつもよりなんとなく違和感を覚えたのは確か・・5/23あたりだったかしら。
涙の様子も異なり、まぶた周りも赤くなっていて痒そう。
普段より強いアレルギー反応かしらと、
目薬や塗薬で対応したところ2日ほどで治まって。
が、薬をやめ様子を見ていると再び週末ころから痒そうにし始めて。
たっつーの出張を駅まで見送った5月30日 土曜日 夕方のこと。
今まで以上に不快そうに眼をこするので見てみると何かが居る。
結膜の上で小さな白い糸状のものがうにょ〜んと動いておる。
ぬうっ!コレはまさかの、東洋眼虫っ?!
と、直ぐにその正体に気がつけたのは友人のおかげ♪(*゚▽゚*)ノアリガトー♪
ちなみに、「東洋眼虫」とは。
『東洋眼虫:Thelazia callipaeda』
・体長8~16mm、体幅0.4~0.5mm
・ヒトを含む様々な哺乳類の結膜(瞬膜)下に寄生する線虫
・成虫のメスは涙液や眼脂に幼虫を産む
・ショウジョウバエ科のマダラメマトイなどにより媒介される
(吸血性ではなく涙液や眼脂を栄養分とする体長3~4mmのハエ)
・幼虫は3~5週間で成虫になる
・複数匹が寄生していることが多い
・寄生された場合の症状:目やに、異物感、流涙、結膜炎、角膜炎
(症状に乏しい場合もあり、成虫が動き回ることで気付く場合も多い)
・治療:点眼麻酔を行い成虫を摘出
幼虫はイベルメクチン、モキシデクチンなどで駆除可
*参考文献 ・Domenico Otranto(2010),Thelazia callipaeda(東洋眼虫):「人に関わる問題としては
"軽視"されてきたCVBD」,佐伯英治・田中孝之訳,小動物臨床 Vol.29 No.5:311-318
・その他 google先生検索
友人はイヌの目に違和感を覚え、
さらに何か見たような気がして病院に行き東洋眼虫を発見したそうデス。
病院にて除去してもらったものの、その後にまた見つけてなんと自ら捕獲!
野山や川に生息しているハエから媒介されるので、
ぽバドも気をつけてーとわざわざ連絡をくれていたわけなのです。
それは、ちょうど半年ほど前でまだ私の記憶も新しく。
・・・たしか、友人は自分で捕獲したと言ってたわよね。よしっ!
今ならいけるっ!!結膜の上に居る今なら捕れるっ!!
結膜上で遊んでいるコを綿棒の先端でぴっと拾ってみる。
獲れたぁ〜〜♪v(`皿´)ノ~'' ヤッター!!
写真を撮り友人に送ってみたらやはり同じもの。
やはり、東洋眼虫デシタ。
以下にその撮った写真を貼付けマス。
(写真サイズを小さめにしたのでびみょーに分かりにくいカモ)
それでも苦手な方、ほんとごめんなさい。
暫くしてまたぽーが痒がって、さらにもう一匹が結膜上に現れて。
けっきょく、合計2匹を捕獲!
(涙液に浸ってないと生きられないらしく、すぐに干涸びてしもうた)
寄生された場合には2匹どころではないらしい。けれど、
痒みもおさまったようなので取りきれていたら良いなぁと願いつつの翌日。
5月31日 日曜。
出張続きのたっつーがぽバドといちゃいちゃを楽しんでいていたところ、
「・・・ぽーの胸にしこりがある...(´□`;)」と。
場所は左側、みぞおちに最も近い肋骨付近。
つまめる(動く)ような気もするし、筋肉のつき方のよな気もするし。
でも・・骨についてるような気もするし。あーーーあぅあぅ。。。
そのしこりの検査も含め、月曜の朝一番で病院へ行こう。
で、結果から先に書いておきますと。
しこりは検査の結果、全く問題ナシな脂肪腫デシタっ!!ワーイ♪
そして東洋眼虫についてはさらに除去してもらって一応取りきれた、カモ。
バドも診てもらったところ、寄生されていなさそうとのことデシタ!
(すぐに結膜下に隠れてしまうので発見しにくいのです。
でもこれを書いてる今も異常ないのでたぶんいなさそう〜♪)
さてさて、6月1日 月曜日。
こちらがぽバドともにお世話になっている病院なり♪
担当医が菅野美穂似でとっても可愛いんですよぅ〜ヽ(*^^*)ノ
いや、もちろんその理由だけでお願いしているわけじゃないけれど(笑
ぽバドともに点眼麻酔をかけて結膜下をcheckしたところ、
ぽーの眼に1匹発見したものの逃げられてしまい除去できなかったと。
そうなのです。
東洋眼虫は見える場所にいてもすぐ結膜下に逃げ込んでしまうため、
一度で全ての眼虫を除去するのは難しいそうなのデス。
リラックスしている自宅ならまだしも、病院ではぽーも抵抗するだろうしなぁー
と、いうわけで。
悩んで、なやんで、悩んだけれど、しこりの検査もしっかりしてもらえるし。
東洋眼虫を出来る限り全て除去してもらうため、鎮静をかけることにしマシタ。
実はこれまたブログに記録できてないけれど、ぽーの鎮静体験は今回で2回目。
ちなみに全身麻酔はぽバドともに未経験。だから、鎮静だってめちゃ不安...
(2月に健康診断を受けその際にぽバドとも初鎮静体験させましたん。
診断結果はどちらも健康優良児認定〜☆☆☆☆☆)
健康診断時とは異なり覚醒後すぐに連れ帰ってきたこと、
その他諸々で寄生虫やしこりよりも帰宅後の様子でちょっと心配になりマシタ。
(もちろん、今は元気いっぱい問題ナシでっす♪)
感染時期等の推測、治療や帰宅後の観察内容など詳細は次回に記録ー
つづく!
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