留守番とオオカミと。 [日常]
「誰が来ても扉を開けちゃだめよ。」
お母さん山羊は、子山羊たちにそう告げて家を留守にしました。
そこへ子山羊たちを狙ってオオカミがやってきました。
「開けておくれ、お母さんだよ」とオオカミが扉を叩きます。
しかし賢い子山羊たちは扉の隙間から外を覗き、
声や足が黒いことで扉の向こうにいるのがオオカミだと見抜きました。
そこでオオカミは声を変えてみたり、
小麦粉で足を真っ白にしてみたりして再び子山羊たちの元へ。
「開けておくれ、お母さんだよ」
グリム童話の「オオカミと7匹の子山羊」
このお話では、ここで子山羊たちがオオカミをお母さんだと思い、
ついに扉を開けて食べられてしまうわけですが・・・
(続きは、時計に逃げ込み難を逃れた1匹の子山羊がお母さん山羊に話し、
お母さん山羊がオオカミのお腹を開いて子供たちを無事に助け出す、というお話ね。)
こちらのオオカミたちは、詰めが甘いのです。
「開けろ、こんにゃろー」と、
隙間から足先を出したり、鼻息荒くふんすんと騒がしかったり。
挙げ句、隙間から外を覗くとオオカミとばっちり目が合う。
そして、子山羊って誰のことやねんということと、
そもそも留守番をさせられるのはこのオオカミたち、というオチ。(・・。)ゞ テヘ
教訓がいっぱいな、ポバド童話でした♪・・・( ・_・)ドコニ?
悪ふざけが多過ぎなんです、この飼主。ぽー&ばど
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