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鶴峯。 [出掛ける]

  横浜市に設定されている18の行政区のうち、
    3年半の間にぽバドと一緒に歩いてみたのは半分ほど。
 何れも同じ横浜市とは思えないほど個性豊かで興味深い町ばかり。

    2016年の10月を締める日曜日。

   ↓こんなサイトを見つけたので(たっつーがネ)、さっそく訪れてみることに♪

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       (ガイドブックは散策途中に地域センターでgetだじぇ!)
 相鉄線・鶴ヶ峰駅近くのコインパーキングに車を停めてっと。
   畠山重忠ゆかりの地を訪ね歩くことにいたしましょー

続きはこちらから〜↓

  さてさて、吾妻鏡にもその名が記されている武将・畠山重忠公。

  平安末期から鎌倉時代初期にかけて活躍した武将だそうでして。
 当初は平家方に従っていたけれど源頼朝が鎌倉に入る際には先陣を切り、
  以降も源氏方として源平合戦その他数々の戦いにおいて武功を挙げたとか。

 だがしかし。頼朝の死後、北条時政により謀殺されてしまうのです。
それは優れた武功と人格への妬みや権力争いに巻き込まれたためだったとか。
   
 鶴ヶ峰から3〜4kmほど南西に「万騎が原」という地区がありまして。
そこはかつて「牧ケ原」という表記であったものが、
 北条勢が数万騎という大軍で布陣を構えたことから変えられたのだとか。

 方や、重忠の率いる兵は130〜140騎程度。
  (北条時政の本気度が伺えますネ。というか、オーバーキルやーん!

 私たちが訪れた旭区 鶴ヶ峰付近は重忠公終焉の地、というわけなのです。

 鶴ヶ峰駅からほんのすこし歩くと、先ずは重忠公の首塚が。

  IMG_1760.jpg
 首は鎌倉に送られ、遺体はこの場所に葬られたと伝えられているそうな。

   そこからまたほんの少し歩くと目に入るのが『さかさ矢竹』

なんでも重忠公が自害直前に「我正しければこの矢に枝葉を生じ繁茂せよ」と、
自らに刺さった矢を引抜き地面に突き立てた、そこから根付き茂ったのだとか。

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 重忠公にまつわる幾つかの言い伝えの中で、特に気になったものがありまして。
  埼玉県深谷市に重忠公の銅像があるのですが、なんと馬を背負ってマス。
    どんな言い伝えによるものなのか、それは・・・

かの有名な鵯越の逆落としで、なんと、愛馬を背負って崖を駆け降りたのだそう!
 馬を背負って運んだ理由は『愛馬に怪我をさせたくないから』ですって〜(*゚ロ゚)ノ

 さてさて、さらにテクテク歩きましょ〜♪

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        (重忠公の首を洗い清めた井戸は帷子川の河原にあったそうな)

次の目的地は、重忠公が布陣した際に墨をするために使ったと言われる湧き水。
 地図によると住宅地の中にあるらしい。ふつーの住宅街をうろうろすること数分。

   ありましたー!と言っても、今は標柱があるのみ。。。

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 昭和初期まで谷戸の崖面から湧き水が流れでていたそうデス。
 (なーんとっ!!昭和30ー40年代の首洗い井戸とすずり石水の写真が、
    こちらのサイトにありました→『旭ガイドボランティアの会』

   足元の溝を覗いてみたら、カニがいてちょとテンション[右斜め上]
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   再び、住宅街の中を歩き、次は薬王寺・六つ塚を目指しましょー

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   明治39年の火災により焼失し、昭和3年に再建されたという薬王寺。

 境内には重忠公とともに戦い敗れ討死した130余騎が埋葬された塚が六つ。
   毎年、命日の6月22日には慰霊祭が行われているそうな。

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鶴ヶ峰神社も鳥居の外から挨拶をして、菊の前が埋葬されたという駕籠塚をお参り。
   内室である菊の前は重忠公の元へ駆けつけたものの、戦死を知り自害。
     そして、籠ごと埋葬されたそうな。なぜ籠ごとだったのか、調べてみたけど分からず...)

 住宅街の中だけでなく、こんな箇所もあり散策ルートは変化に富んでマス。

   IMG_1776.jpg
 余談ですが、この辺りは浄水場の周囲をぐるりと歩くことになるのだけれど。
  その一画がハロウィン仕様かつ、こんな楽しい趣向が凝らされてマシタ(笑

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 この先からは「白根」地区。白根地区センターでガイドブックを買って、
    センターから続くうね〜〜とした通路を降りていくと・・・

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 滝がありマシタ〜。 幅7m、落差3.5m横浜市内で最大級という「白糸の滝」
   これまた昭和初期には段差のある自然な滝だったそうな。

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 風情ある造りの橋から滝を眺めてみる。(バド、何やってんのー?笑)

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 白根神社の拝殿へと続く階段も良い雰囲気♪ 石が浮いたり崩れたりで立入禁止ネ。

   IMG_1788.jpg
 不動尊の傍らには、かつて修行に使われたという「行者の滝」も残されていて、

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 注意書きには「飲水ではありません」の文字・・さすがに、飲みませんてー笑

龍神が祀られていたり、蛇塚があったりで、『水』との関係の深さがわかりマス。
    そう、そうなのだ。

 下記地図の水色でうねうねと蛇行しているのが、
   鶴ヶ峰や白根地区を流れる帷子川。但し、これは明治期の様子。

鶴ヶ峰.jpg
               (国土交通省 ハザードマップポータルサイトより)
『鶴ヶ峰』の由来も『水流(つる)』が語源ではないかと言われているそうで。

  かつては酷く蛇行し反乱を繰り返す暴れ川だった帷子川。今では、
改修され旧河川跡は緑道として散歩するにもなんとも良い雰囲気になっとりマス♪

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 こんな橋もあったりで、散歩するにも楽しい道がたくさん。

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 それなりに揺れるから若干、嫌そうなぽーをこんなところから眺めてみる笑

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帷子川には増水時に水の流れを分流するための分水路が設けられています。
 その施設が散策路の途中にあるのですが、
分水路の長さは約7.5kmもありそのうち5.3kmは地下トンネルになっているそうで。

で、ですね。ガイドブックを見るとトンネルに沿ってルートが表示されていて・・
       もしかしたら、トンネルの中を通れるかも?!
  と、期待を抱いてしまいその入口を探してみることしたわけで(笑

    来た道を引き返し、分水路に沿って歩いてみましょー♪

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   おっ!水路の入口らしきものが見えてきましたよっ!!⁽⁽٩(๑˃̶͈̀ ᗨ ˂̶͈́)۶⁾⁾ 

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 奥に見える入口の上にある公園から、ぐる〜っと迂回して歩いてきたのよネ。

  そして・・・あぁぁぁーーーーー。(இдஇ; )

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 向こうに光が見えてるのになぁ〜

IMG_1808.jpg
    ちなみにたっつーは、「さすがに無理でしょー」と思いながら、
ここまで付き合ってくれたそうで。余分に歩いた距離は500~600mほどかしら(笑

 と、そんなこんなの旭区散策は豆柴のタンタンちゃんと遊んで〆!
   乳歯でカジカジされて、ぽバドともにタジタジしておりました(笑

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  ところで、東海道沿いでもよく見かけるコレ。
    詳細をご存知の方いらっしゃいましたらご教授くださいましー

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